黒柿。

柿の木には黒柿という黒く縞模様の出るものがある。
なぜ黒くなるのかはわかっていない。
樹齢が100年を超えて現れ始めるという。
裏山伐採した時などに偶然発見されるようです。
この黒柿は、いつもアトリエ作りに使う木材を分けてもらっている材木屋さんの材木置き場で見つけ譲ってもらったものです。
木の色と黒い縞模様が混ざり合いながら独特の模様を作り出している。

黒い部分は硬いのか虫食いもない。
黒い部分を切り出し磨いてみる。
(木の色と混ざり合っているところが本当は使いたい。)


切り出した3つの黒柿を厚みを揃えるため手作業で磨いていく。
もう少し光沢が出るまで磨くか迷う。
迷いながら作るのも愉しみの一つ。
by hideki shimizu